おっさん、酔った勢いで子育てを語る

酔ったおっさんがとりあえず踊ってます

認めたくないものだな、自分自身の老いゆえの禿げというものを

ハゲを認めざるをえない日がいきなりやって来た。その日は、子供がお祭りでお神輿を担ぐことになっていました。鯉口、腹掛け、股引き、足袋という出で立ちの子供の写真を撮ったんです。親バカだから。

その日の夜のことです。嫁が良い写真でしょと言いながら、スマホをこちらに向けてきました。
お祭りの衣装を着て、はにかむ子供の写真を撮っている父親という構図は確かに良い写真です。ただ一ヶ所を除いては。父親の後頭部に肌色のやや太めの一本線が走っているのです。完全な不意打ちです。仕事ではトラブルが起こった際に、いきなり殴られないように気をつけていますが、自分の頭は完全に無防備でした。これがバンドエイドだったら、どんなに良かったことでしょう。剛毛で髪の毛の量が多いことに完全に油断してました。

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茫然自失のところに嫁がさらに追い討ちをかけます。
「前からだよ」
「気をつけないとお父さんみたいに薄くなるよって言ってきたでしょ」
「この前もきちんと手入れしたらと言ったばかりだし」
という3連コンボをくらいます。
自分には関係ないと、すべて聞き流していました。すいませんでした。

動揺のあまり、頭の中で、

どうしよう どうしよう
オ パキャマラド
パキャマラド パオパオ
パンパンパン
オ パキャマラド
パキャマラド パオパオパ

という「クラリネットをこわしちゃた」の歌詞がぐるぐる駆け巡っています。

続きます

 

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