昔、小学校受験をした時の話~お受験教室で何を学んだか~
お受験教室で何を学んだかと聞かれたら、こう答えます。
子供に人としての基礎を身につけさせてもらったと。
受験対策の勉強ももちろんですが、それ以前のところもたくさん学びます。特に教室が始まったばかりの時期は人作りに注力という感じです。
クネクネしながら小声で挨拶していた子供が、きちんと挨拶できるようになります。「お父様、お母様行ってまいります」なんて、普段から想像できないような挨拶をして授業に向かいます。やらされている感、満載ですけど。
挨拶については本当に厳しく教えられます。
鉛筆やお箸の持ち方もしっかり教えていただきました。今は駄目駄目ですが。
お箸の持ち方なんて、小豆をつまむ練習もしていました。どこの昭和だよって世界です。何個つまめるようになってきてくださいとうハードルが高い宿題が出たりもします。子供クリアできなかったけど。
洋服のたたみ方は言うに及ばず、風呂敷を使って、たたんだ服を包むなんていう親ですら経験したことないこともやりました。
そんな中、一番印象に残っている授業は八百屋さん見学です。教室のそばに昔ながらの八百屋さんがあります。授業の一環でそこに見学行きました。野菜や果物の名前の勉強や旬を覚えるためだそうです。家族でスーパーに買い物に行った際に同じようなことしている人は多いと思いますが、教え手が違えば受け止め方も変わります。
季節や旬などを意識するような勉強を良くしていたような気がします。学研が出している季節の図鑑4分冊のものなんかで勉強するように勧められました。
何が言いたいかというと、大人から見ても面白いことを学んでいるなってことです。
中途半端ですが、今回はここまでとします。またそのうち気が向いたら書きます。