おっさん、酔った勢いで子育てを語る

酔ったおっさんがとりあえず踊ってます

朝食を取りながらセキスイハイムのチラシを熟読する子供の話

先日、やたら家を欲しがる物欲がかなりいかれた子供と出かけた時のことである。
いきなり子供が「3〜4階建てのホームエレベーターが付いたセキスイハイムに住みたい」と言い出した。
何を言いだすんだコイツは。
3〜4階建てのセキスイハイム
ホームエレベーター?
どこの世界の話だ。

子供を事情聴取。
「どこで3〜4時建てのホームエレベーター付きのセキスイハイムのことを知ったの?」
「朝御飯を食べる時にテーブルの上に新聞と一緒にセキスイハイムのチラシがあったから食事しながら読んだ」
続けて本当に名残惜しそうに
「あのチラシ、ママに捨てられたんだよね」
と言う。

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「パパにはそんな凄いセキスイハイムは絶対に無理だから、大人になったら自分で立てるか、それが駄目ならセキスイハイムの会社の人になったら」
「駄目、今欲しい。大人になったら主力でなくなって、3〜4階建てのホームエレベーター付きのセキスイハイムがなくなっていくかもしれない」
「そんなことないんじゃない」
「そんなことあるの。だったら住宅展示場にあるセキスイハイムに泊まりに行きたい」
「モデルハウスはお宿でないから泊まれないよ」
「そんなのずるい」
「ずるくないし、当たり前でしょ」

子供は不貞腐れながらコマーシャルのように
「セキス〜イハァ〜イム」と唄いながら、先を歩いていった。

パパお金ないし、ママは平屋派だけど、きみの夢が叶うと良いね。というか自分で実現してください。有言実行。

おしまい

 

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