ケンタッキーフライドチキンが日本のクリスマスをギスギスしたものにする
今さらクリスマスの話である。
子供がクリスマスにケンタッキーが食べたいと言ったので、妻が予約を入れた。
親としてもクリスマスの準備が楽になると思っていた。この時点では。
クリスマスイブ当日、予約時間にチキンを取りに行った、家族全員で。この家族全員というのが、我が家のクリスマスを結果的には平穏なものにする。
店内はイライラ、諦観、疲労という様々な負が渦巻いていた。
テンパっているけど危機感を感じられない店員と、何かの災害にあって避難所にいるような雰囲気の予約客たち。具合が悪くなってしゃがみ込んでいる女性もいる。
今日、本当にクリスマスイブなのか。
店員、厨房から上がってきた商品を捌き切れない。予約番号を呼ばれることなく、放置されている商品もある。
こいつら、駄目だ。
店員のオペレーションに見切りをつけた客は積極的に動く。店員に声掛けして、自分の予約がどうなっているかを確認する。自分も当然声掛けをする。店員が要領をえないから3回も声掛けして、イライラマックスなおじさんもいる。
商品が届いても予約番号が読み上げられない可能性に気づいた以上、商品が置かれるテーブルのそばにいることにする。
久々なので力尽きたので続きます。