おっさん、酔った勢いで子育てを語る

酔ったおっさんがとりあえず踊ってます

温水さんの中華のコーヒー

最近、外回りをしている際に、月に2回程度お昼をとる中華のお店がある。地下鉄の出口の前にあるその店は、周りに飲食店がほとんどないため、昼時には店頭に待ち客がいることも多い。自分たちの選択肢もそこ以外は、焼魚と海鮮丼を出す居酒屋ぐらいしかない。
このお店、町中華というわけではなく、もう少しちゃんとした中華料理店である。自分の中では、カウンターがなく円卓や個室があるのが、立派な中華料理店である。円卓があるお店って、なんか高級そうじゃないですか。

昼時は混んでいるので、隙間なく人が座った円卓で知らない人と肘が触れるような近さで食事をするという貴重な体験ができるお店です。カウンターがない店に擬似カウンターが出現します。卓の中央にある回転する台を遠慮がちに回して、調味料やナプキンを取らないといけません。その上、水が入ったコップが台の上に載っていると、どうすれば良いか本当に困ります。

お昼のメニューは麺のセットや定食の類で、ごくごく普通である。味も普通。麺類は良く言えば、食べやすい温度で出てくる。正直に言うと、やや温めである。
マダムいわく、何とかという料理は日本ではここでしか出していないそうである。その何とかが名前についた麻婆豆腐や麺を食べたことがあるが、少し癖がある辛さがします。汗も結構かきます。もともと汗かきだけどね。

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マダムは世話好きなおばさんで、「ご飯のお代わりどうですか」とか積極的に声をかけてくれる明るい人だ。
このマダムがどういう基準かはわからないのだが、食事を済ませた客にコーヒーを勧めてくれるのだ。食事を終えた客すべてに声をかける訳ではなく、声をかけたりかけなかったり。自分たちも食事に行く時間はほぼ同じにもかかわらず、飲める時と飲めない時があります。
で、このコーヒーがとっても美味しいのだ。各テーブルにコーヒー豆についての説明が書かれたポップが置かれているぐらいだから、自慢の一品なのだろう。そんなにコーヒー推しならコーヒー屋さんをやれば良いのに、と思っているのは内緒だ。

しばらくはお店に通う機会があるので、マダムと親しくなり、コーヒーを勧める基準を教えてもらうのが、今の細やかな目標だ。

温水さんの中華としたのは、レジの回りにタレントの温水さんの新聞の切り抜きが2枚ほど貼ってあるのと、店の名前を覚えていないからです。

おしまい