昔、小学校受験した時の話〜ペールオレンジから多様性を学ぶ、あるいは肌色ってどんな色?〜
ペールオレンジは、お受験教室に通い始めた頃、自分の中で一番印象に残っている言葉です。色についての話ですが、色々と考えさせられました。
クレパスかクーピーの話から色の話になったのですが、その際、先生が次のような話をされました。
「今は肌色とは言わずにペールオレンジというんです。人間の皮膚の色は黄色だけではありませんから」
ペールオレンジって何?初めて聞く言葉だ。肌色って、今は使っちゃいけない言葉なのか。
ペールオレンジって表記は今や常識?等々、ひどく驚いた記憶があります。
落ち着いて考えれば、当たり前の話です。人類の皮膚の色はひとつだけでありません。人の多様性を認める上では、肌色=黄色という考え方は決して適していると思えません。
また常識と思っていたことでも時代と共に変わっていくことを認識させられました。
もしかしたら、ごく当たり前な話かもしれませんが、お受験教室すげぇと自分の中では最初に思った瞬間だったような気がします。
何が言いたいかと言うと、先生の話は子供の為だけのものではなく、大人にも十分役に立つことが含まれていますので、しっかり聞きましょうということです。
おしまい